いやー奈良マラソン、終わっちゃいました。
何ヶ月も前から、ワクワクドキドキしながら待ち望んだ都市型マラソン。
結果は…という感じでしたが、とても良い大会でした!
たにしんです!(twitter @tanishinrun)
待ちに待った都市型マラソン。
私としては福知山マラソン2019以来の都市型マラソンでした。
今後に活かしたいこともたくさんありますので、いくつかの側面から振り返ってみようと思います。
今回は、その①結果と経過です。
目次
奈良マラソン2021結果と経過
結果
さあ今回の奈良マラソン2021、結果はドン
4時間17分50秒
ラップはこんな感じ
距離 | タイム | 平均ペース | 平均心拍 |
---|---|---|---|
5km | 25:51 | 5:08 | 148 |
10km | 25:37 | 5:05 | 157 |
15km | 24:49 | 4:56 | 156 |
20km | 25:48 | 5:08 | 160 |
25km | 24:14 | 4:48 | 161 |
30km | 28:56 | 5:46 | 157 |
35km | 41:00 | 8:02 | 138 |
40km | 42:40 | 8:30 | 143 |
ゴールタイム | 4:17:50 | 6:04 | 151 |
どう見えますか。
目標はサブ3.5。
ただし達成できる実力はまだないかな?と思ってました。
プランとしては自分の思い描くサブ3.5へのレース運びで行けるところまで行く!
当然相当苦しくなるけど、それでもリスクを負っていくんだ!という覚悟を持ってね。
それで撃沈しても課題がハッキリするから。
という中での、リスク通りの結果です(笑)
経過
スタートまで
私、京都在住です。
京都市営地下鉄〜近鉄電車で「高の原」駅まで。
その車中は、奈良マラソン参加者だらけ。
高の原には7時過ぎに到着して、すぐに軽量化。
トイレはあまり綺麗ではなかったですが、さして待たずに入れただけまし。
反対側のホームはトイレ待ちで結構並んでましたからね。
高の原からは送迎バス。
乗り場には結構な行列。
今回は天候にも恵まれて、寒さも幾分ましでしたので、それほど苦ではありませんでした。
ただ、これが雨で極寒!という日なら結構キツイかもね。
バスは行きは無料。乗り場でアプリで受付、リストバンドをもらって乗車。乗ってる時間は15分くらいですかね。
到着後、テキトーに場所を見つけて着替え。
そしたらもう時間ないの。8時20分くらいになってた。
アップの時間ないね。とりあえずの動的ストレッチをして荷物を預ける。
今回の服装はこんな感じ
上は半袖インナーに半袖Tシャツ+お気に入りのCWXアームカバー。
下はSKINSのハーフタイツとカーフタイツ。
念のための手袋と、ポーチ代わりのランニングベルト。
程なくして並びに行きます(サブグラウンド)が、日が当たる場所で結構暖かい。
それにしてもこういうところに来ると、自分と同じ趣味を持っている人がこんなにいるんだ、と感度しますね。
日頃はなかなか理解してもらえない趣味ですが、ここにいる人たちとだと盛り上がるんだろうなぁ。
声かける勇気はないけど。
スタート〜ゴール
さあスタート。
ちなみにシューズは【サッカニー エンドルフィンプロ】
今回のプランは、あくまでサブ3.5が狙えるペースで。
それも理想はネガティブスプリット。
前半は抑えめ。特にアップもできていないので、心拍数を徐々に上げていく算段。
具体的には160前後を中盤から後半で維持したいので、前半は150台前半で推移が理想。
そして20kmを過ぎてからペースを上げ始めて、キロ4:50に近いペースで押していきたい。
実際にはどうだったか。
まず前半。常にアップダウンがあるコースなので、ペースはあまり気にせず周りの流れに身を任せながら余裕を持って走る感じで。
ちなみに奈良マラソンの高低差はこんな感じ。
大きな坂が3つあるかなりの難コース。
最初の5kmはゆったり入って25:51(キロ5:08)、そして7キロから10kmまで最初の坂がありますが、まだ心身ともに余裕があるのでスイスイっとのぼって5〜10kmは25:37(キロ5:05)。
このあたりでは周りの景色を見る余裕もあって、平城京跡や鹿の群を楽しみながら走っていました。
そこからはダラダラと下り。ある程度ペースを上げても心拍数は上がらないのでちょっとスピードアップ。10〜15kmは24:49(キロ4:56)。
下ったと思ったらまた登り。ここもまだ余裕アリ。そろそろ半分に近づくので、登りといえども楽はしない。ある程度のペースを保って15〜20kmは25:48(キロ5:08)。
さあ半分来ました。ハーフは1:47:04(キロ5:04)前半は完璧!
脚は少しずつピクピクし始めているけど、まだ目一杯じゃない。
心拍数もここへ来て160くらいで推移し始めたくらい。
満を持してペースアップ!
下り基調を利用して、20〜25kmは24:14(キロ4:48)!
行けるとこまでこのままガンガンいくぜ!
…と思った矢先にスタミナが切れました。
少しの間平坦な道が続くのですが、キロ5:00がキープ出来ずに5:20前後で推移。
まあしょうがない。そいういうチャレンジだ。ここから崩れないようにリズム良く。
という時に三つ目の坂。
流石にキツイ!
カラダが前に進まない!ということで25〜30kmは28:56(キロ5:46)。
さあいよいよ残り12km。
この時点では、残りキロ6:00まで落ちても自己ベスト。
まだ心身ともに行ける気がしていましたが…
31〜32kmの間で…
ビキーン!
はい、脚攣りです。
両足の前腿から裏腿からふくらはぎ、まあ盛大に攣りまくり。
完全にストップ。
とにかく治るのを待って走り始めました、いや歩き始めました。
少し先に幸いにも給水所があって、ここで秘密兵器の「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」!
脚攣りに効く漢方で、即効性がありすぐに攣りが治る。
それを服用して脚攣り回復!
颯爽と走り出し、これでいければ悠々自己ベスト、と思ったんですが…
ほどなくして再び…
ビキーン!
今回のチャレンジを終了する音、いや脚攣りが発生。
全く動けなくなりました…。
秘密兵器は一包しか持っていなくて、あとは自力でゴールに向かわないといけない。
でもあと10km…。
絶望的な気分で「DNF」が頭をよぎりました。
でも、少しずつですが動けるようになりましたので「歩いてでもゴールを目指そう」、と歩いて走ってを繰り返し、1kmを8分ほどかけて移動しながら必死に進みました。
このくらいの地点では同じような状況のランナーをたくさん見かけます。
それを見ながら「オレも頑張るからお前も頑張れ!」と心で叫び、自分にも他のランナーにもエールを送りながら一歩、また一歩進みました。
競技場が見えて、トラックに入ると残り200m程。
でもこれが「遠い〜」(泣)と思ってしまうような状態…
ま、そんなこんなで無事ゴール。
今までで一番時間がかかってしまったマラソンとなりました。
ゴール後
ゴールして完走メダルを受け取って、特に売店的なものはご時世柄あまりありませんので、ヒーコラ着替えて帰りのバスへ。
帰りも臨時バス。
今度は料金がかかります。
当然帰る時間は個人差が大きいので、バス乗り場には行列はなくすぐに乗り込めました。
競技場から徒歩で奈良駅方面へ向かう方もいらっしゃいましたが強者ですね。
とてもじゃないけど無理です…。
まとめ
こうやって無事(?)に奈良マラソンは終了。16時頃には自宅に帰宅できました。
奈良マラソン自体はすごくいい大会で、ボランティアの方々も一生懸命でとても好感の持てる大会でした。
個人的にすごく助かったのは、コース途中にゴミ袋をもったボランティアの方々がたくさんいらっしゃったこと。
補給食を取った後のゴミを、いつもは給水所まで持ち続けないといけないのですが、途中で捨てることができた。
これ結構利用したランナー多かったんじゃないですかね。
あとはコース途中のトイレの設置場所がめちゃめちゃ多かった!
私は利用しなかったのですが、どこでどうなっても入れるという安心感!
お腹の弱い私にはとても心強かったです。
まあ、次出るかと言われるとどうですかね。
記録は狙えないのはわかったので、このコースを攻略する、という目的で出るのはありかな。
今回は大敗でしたからね。
振り返り その② では今回のマラソン、自分の良かった点や反省点、そして少し考えさせられることがあったのでそれらについて書いてみようと思います