とうとう手に入れてしまいました!
「厚底」「カーボンプレート」「軽量」の3つが揃ったレーシングシューズを!
この高価なスーパーシューズが並ぶ商品群から、型落ちとなり手の届く範囲まで値が下がってくれた人気シューズ。
それが…
サッカニー エンドルフィンプロ!
いろんなペースで走ってみたので、自分の感じたまんまをレビューにまとめてみようと思います。
結論から言うと、
エンドルフィンプロは、目標タイムや年齢、性別問わず、【扱いやすいレーシングシューズ】だ!
と言う印象です。
ちなみに私は、陸上競技未経験だけど、数年の間スポーツ用品店で働いたことのある、ただのサブ4市民ランナーです。
目次
エンドルフィンプロがオススメな理由(私がレーシングシューズに求めたもの)
手の届く価格帯
まず値段かよ!と言う感じですが、実際のところ高価であれば最初から候補に上がらないのでね…
金額的には20,000円を切って欲しい。
できれば15,000円周辺で探したい。
軽量・厚底・プレート
今やレーシングシューズの三種の神器とも言ってよい(?)3つの特徴。
それぞれの条件はこんな感じ。
- 軽量(200〜250g程度)
- 厚底(故障がちなので出来るだけ衝撃が吸収されるモデル)
- プレート(素材は問わない。要はレーシングシューズなので、反発力を重視したい)
まぁ今時の人気レーシングシューズは全て、条件を満たしてるよね。
なぜエンドルフィンプロに決めたのか
レーシングシューズの購入経緯
前回、前々回のフルマラソンはNIKE ズームフライ3で走りました。
2足続けて買うくらいお気に入りのシューズです。
ただし、フルマラソンに使うには少し重い。
マラソンしている間は結構必死なので、シューズが重いだ軽いだ、と考えている余裕はないのですが、振り返ってみると、軽いシューズだったらもう少しいけたんじゃないかー、みたいに思っちゃいますよね。
で、昨シーズン終了後ズームフライ3をポイント練習用にして、次のレーシングシューズは言い訳のできないシューズにしよう!と心に誓うのです。
条件に合うシューズは?
「軽量」・「厚底」・「プレート」という条件であれは、NIKE ヴェイパーフライやadidas アディオスプロなど各ブランドのトップモデルなら全て当てはまるのですが、イカンセンお値段が…
そこで目をつけたのが、サッカニー エンドルフィンプロ。
発売当時、ヴェイパーフライと同等の機能でかつ安価なレーシングシューズとして、市民ランナー業界をザワつかせ、発売を開始するや否やものの数分で完売となったスーパーシューズ。
時を経て、現在はエンドルフィンプロ2、そしてエンドルフィンプロ プラスが発売され、初代エンドルフィンプロは型落ちに。
そう、今回型落ちになったおかげで発売当初の金額(税込19,800円)から2割引で市場に!
ということで、見事にスーパーシューズを予算内で購入することができました!パチパチパチパチ
エンドルフィンプロを履いてみた感想
履いてみて良かったところ
アッパーは薄いメッシュ素材。通気性が良さそう
伸縮性があるので足入れもストレスなし。
ミッドソールはしっかりとした厚さがあります。
履いてみた感触は、ズームフライ3の方が若干厚底感があります。
あと、最近のトレンドですかね前足部が「こんもり」している感じがあります。
フォアフット・ミッドフットではこのあたりのクッション性が重要になりますので、その影響かな?
走ってみるとズームフライ3の「グニュ」っとしたクッションではなく沈み込む感じもないのに、足に衝撃をあまり感じません。 ズームフライ3 と同じかそれ以上に衝撃を吸収しているんじゃないでしょうか。
重量は225g(27.5cm)。ちなみにサイズはNIKEと同じです。
反発に関しては、このレベルのシューズはどれもそうだと思うのですが、スピードを上げればあげるほど反発があります。
反発力そのものは、もしかしたらズームフライ3の方があるのかもしれませんが、シューズの重量と反発力との関係でいうと、エンドルフィンプロの方が明らかに楽に足が上がります。
まだこの軽量感に慣れていないので、少し力を無駄に使って足を動かしてしまっているので、この辺りは私の改善点になりますね。
で、実は外で履いた時にすぐに感じた特徴がグリップ力。
見た感じでは、アウトソールもあまりカバーされている面積が大きくないのでグリップしなさそうだったのですが、いい意味で裏切られました!
グリップすると何が違うんだ、ということですがズームフライ3なんかはあまりグリップしないので、ちょっとした下り坂やうねっているアスファルトなんかで無意識に慎重に足を運んでいるんですよね。
今回、エンドルフィンプロで走ってみると、このあたりが思い切って縦横の方向に体重を預けられる。
意外にこれって走る際のストレスになっていたんだと気付かされました。
レースでは様々なシチュエーションの路面を走るので、こういったストレスは無いに限ります!
ただし、あくまでも乾いた路面での話。
濡れた路面では、他の方のレビューを見ているとあまりグリップしないらしい。
これはゴムの性質もあるけど、溝の切り方・深さなんかも関係しているのでしょうが。
履いてみてどうかな、と思うところ
基本的には気になるとこはありません。
ただし、人によっては…というところでいうと、かかとのホールド感があまりないこと。
フィット感はあるんですけどね。
たぶん、上級者向けとされているレーシングシューズはこのパターンが多いのではないかと思うのですが、かかと部分にプラスチック等の硬い素材でできた補強材がありません。
少しでも重量を減らす、ということなのかもしれませんね。
私は、あまりかかとのホールド感やフィット感を求めないので問題ありませんが。
まとめ
総じていうと、エンドルフィンプロというシューズは、
ありとあらゆる機能を、高次元でバランスよく実現している、非常に扱いやすいレーシングシューズである
と思います。
エンドルフィンプロよりも、もっと軽量のシューズはあるでしょうし、もっと反発力の高いのもあるでしょう。
もっと衝撃を吸収するシューズもあるでしょうし、もっとフィット感の高いものもあるかもしれません。
ですが、それらを全て高次元(1位じゃなくても2位とか3位とか)で揃えることで、トータルすると素晴らしい性能と扱いやすさを実現している、と感じています。
扱いやすい≒クセが少ない、ということでどんな層のランナーにも使えるシューズに仕上がっていると思いますので、是非とも一度試してみてください!