フルマラソンの筋肉痛がなかなか治らない。
ま、アラフィフなので仕方ないですね。
マラソン後に故障しがちなので、あせらない、あせらない…
たにしんです!(twitter @tanishinrun)
さあ奈良マラソン2021の振り返り その②。
その①はこちら
今回は、次に向けていろいろ深掘りしていこうの回。
先に結論。
- 今までのトレーニングの方向性、間違ってないぞ!
- 坂について。やっぱり上りは得意、下りは苦手…
- 今の私に「カーボンプレート」って要らなくね。
でお送りします。
目次
奈良マラソンで見えた練習成果
今回の奈良マラソン、収穫は
今後もブレずに、今までのトレーニングをやり続けよう!
と思えたことです。
今回、目標はサブ3.5。
前半気負わず入って、後半必死に走ってネガティブスプリットを目論んでいました。
コース的には非常に厳しいと聞いていたので、実際には難しいだろうと思ってスタートしました。
ただ、まだフルマラソン4回目。
厳しいコースだといっても温存具合もわからんし、目指すペースで走って見んことにはどのくらい理想と遠いのか分からない。
だったら、ワンチャン奇跡にかけて、リスクを負う覚悟を持ってスタートです。
で実際、20km通過が1:42:04秒で平均キロ5:06。
ここいらからペースアップして、25km地点で2:06:18。
ここまでは怖いくらいに理想通り!
ここから残り17キロ強を、キロ4:51で押せればサブ3.5なんですが…
簡単ではないわねー。
実際この後、脚が攣って動けなくなるわけだし…
ただね、そもそも、ハーフを1時間47分台で通過したんですが大幅なPB。
でも、感覚としては目一杯ではなくちゃんと余力を残して走っていた(つもり)です!
そう、たしかにこの後厳しいコースにやられはしました。
でもコースによっては、最後まで理想通り行けたかは怪しいですが、いいところまで近づけたんではないかという確かな感触があります。
これも全て、この春からのトレーニングの成果。
最近のトレーニングは、【速く短く】【ゆっくり長く】を組み合わせることを意識。
具体的には、週末の一日はポイント練習で【速く短く】。
もう一日はロングジョグで【ゆっくり長く】。
これを続けてここまで来れた。
まだマラソンシーズンは続くので、方向性を維持したメニューを組み続けていきます!

奈良マラソンで見えた課題
今回のタイムは4時間17分50秒。
サブ3.5を目指していた私としては、難コースだったとしても、リスクを負ったペース配分だったとしても課題はあるわけで。
一番明らかになった課題は、
坂道の攻略
パッとこう書くと、上りのことかいなーと思われがちですが…
下りッス!
上りはね、そもそも苦手意識無いんです。
実際、コース上でも周りに比べてスイスイ上ってる自覚あったんで。
でもね、下りは全然ダメ。
もともと苦手意識アリ。
たぶん、かなりブレーキかけちゃってる。
なので、周りのランナーにガンガン抜かれちゃう。
苦手とはいえ、ここまで遅いのか…と凹むくらいにね。
そして当然、ブレーキ筋である前ももがパンパンに。
今回、長い下りが幾つもあったんで、足攣りの大きな原因はコレだと思っています。
正直ね、下りの上手な走り方がわかりません。
カラダを前に預け過ぎれば、ペースが上がり過ぎて体力が奪われる。
かといってそうしなければ、ブレーキをかけ続けないといけない。
どーしたらいいんだー!
ま、これも伸びしろですね。
研究して、なんとか克服してやろー。
奈良マラソンで気付かされたこと
フルマラソン。
練習でこの距離を走ることはない。
だから、走ってみないと気づかないことがあるもんで。
今回、胸に去来する思いがあって…
オレ、フルマラソン走るのに【カーボンプレートシューズ】要らなくね。
要はですね、
- アラフィフおやじが(筋力の衰えた)
- 月間走行距離200kn程度のランナーが(脚の鍛え方が足りない)
- サブ3.5まで、まだまだ遠い男が(レース中速くてもキロ4:50程度)
- フルマラソンを(ハーフとかではなく)
走るのに、【カーボンプレートシューズ】が適切かい?ってハナシ。
なぜそんな思いを持ったのか…
足裏の痛み!
がキッカケです。
今回、シューズは満を辞して「サッカニー エンドルフィンプロ」を使いました。

ハーフまでは快調で、やはりイイ靴だと再確認したのです。
ただし後半は、結構な距離を歩くことになったんですが、それでも足裏に痛みがあったんですよね。
足攣りが我慢できていたとしても、その痛みで減速せざるをえなかったんではないかと思うんですよ。
以前のフルマラソン、NIKE ズームフライ3で2回ほど完走していますが、やはりその時も足裏に痛みが出ていました。
もっというと、この足攣りもカーボンプレートシューズの推進力が誘発している可能性が否めません。
上に書いた状況が、一つでも外れればカーボンプレートシューズで大丈夫なんですけどね。
この状況下だと、カーボンを活かせていなくて、且つただの硬い靴になっている気が…
だから、今は推進力・反発力を少し犠牲にしてわずかですが足に優しいシューズを選んだ方が、結局サブ3.5に近づくような気がしています。
次、約3ヶ月後にフルマラソンがあります。
その時は、時代に逆行してノンカーボンで行ってみようかと思っています。
いくつか候補も頭には上がっていますので、また購入したらレビューしてみたいと思っています。
まとめ
今回、レースプランやリスク、覚悟を持ってフルマラソンに臨み、そして大敗したからこそいくつもの課題や検討事項に気づくことができました。
「失敗から学ぶ」。
どこの世界でも重要な考え方。
しっかりと実践していきます!