人間、うまくいく時といかない時が何故か訪れますよね。
同じように生活してるのに。
「壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。」
なんて言った野球選手もいますが…
ホントかね?
たにしんです!(twitter @tanishinrun)
今回(3/20)は淀川マラソン2022!
PBである3時間45分を目標に走りましたが、4時間20分と返り討ちに…
レースまでの状況や準備
練習の状況
昨年末から年始にかけて「腸脛靭帯炎」が発症。
休足したりケアしたりで、ポイント練習の再開が2月。
走力の低下を感じながらも調子を上げていき、レース2週前にはハーフの距離をキロ5:18で走れるくらいに。
ただ、2月3月と仕事が忙しく走ったのは、ほぼ休日のみ。
この時期毎年忙しいんですけどね。
レースに向けての準備
さして走ってもいないくせに、当日朝はカーボローディングを意識して、
- 食パン
- パスタ
- お餅
- カステラ
を食す。ここ数回のマラソンは毎朝このメニュー。
補給食は、
- レース前:アミノバリュー
- 10km:スポーツようかん
- 20km:メダリスト
- ハーフ:アミノバリュー
- 30km:メダリスト
- 予備:アミノバリュー
で準備。
今回初めて「メダリスト」を買ってみた。
ここ数回は「アミノバイタル アミノショット パーフェクトエネルギー」を使っていたのですが、前回のマラソンの結果がうーんだったので、気分を変えて定番の物を使用。
ウェアは「ファイントラック ドライレイヤー」にTシャツとアームカバー。
下にハーフタイツとカーフスリーブ。
そしてシューズは、ホカオネオネ リンコン3
そして、腸脛靭帯炎予防にファイテン チタンテープX30。
これ、高いのでレースの時しか使いません(笑)
コースは淀川河川敷。
一周でハーフの距離のコースを2周。
当然ほぼフラット。途中芝や砂利の道を走りますが、ほとんどアスファルトでした。
運営は、高校生かな?たくさん学生が関わっていて、元気も良く動きもキビキビ。
その方のスタッフも、過剰なサービスなどはせず、でも必要十分なサポートをしてくださり、とても満足できるものでした。
今回の目標
今シーズンは【サブ3.5】を目標に練習を積んできました。
ただ、故障やら練習不足やらで今回は下方修正。
PBが3時間52分なので、それを打破する3時間45分を目標に。
だとすると、ペースはキロ5:20。
フルマラソンの時は、5km毎にしかラップを取らないので26:40でずーっと押していければ、ていう算段。
前回の奈良マラソン2021が、果敢に攻めて撃沈したので今回は守りの設定(のつもり)。
最後にちゃんと記録を残してシーズンを締めくくる!これを重視して、サブ3.5は来シーズン?にお預け。
今回のレース内容
で、今回のレースですが、最初に書いた通り4時間20分で目標達成ならず…
これで、2戦続けてPBという壁に跳ね返されました。
5km毎のラップはこんな感じ。
距離 | タイム | ペース |
---|---|---|
5km | 27:07 | 5:22 |
10km | 26:04 | 5:15 |
15km | 26:39 | 5:19 |
20km | 26:35 | 5:18 |
25km | 26:55 | 5:23 |
30km | 28:59 | 5:50 |
35km | 39:32 | 7:49 |
40km | 40:21 | 8:10 |
ゴール | 4:20:※※ | 6:10 |
当日の気候は、日差しは暖かく風は冷たく、といった感じ。
気温は10度前後で推移。
日差しが出ると暖かく、曇ってくると肌寒い、といった感じ。
レース展開としては、最初2kmまではウォーミングアップがてら設定よりゆったりスタート。
そこからは設定通りキロ5:20前後で巡航。
異変が起き始めたのが10kmくらいから。
膝が痛え!
そう、「腸脛靭帯炎」の再発…。
このところなりを潜めてたのに(怒)
とりあえず、走れる。
一旦無視しよう。治るかもしれんし。
そしてこの頃から単独走が増えてくる。
集団で走っている時は、頭も脚も温存!という感じで走れていたのですが、ペースの合う集団に出会わず、いつの間にやらボッチに…
膝の痛みが増してくるのを感じながらハーフ。
この時点で1時間50分くらい。
十分3時間40分は狙える。
膝は痛いけど走れはする。
まだ余力も残っている…
スタートゴール地点に戻ってくるのですが、ここにはゲストの有森裕子さんが、ランナーに声かけ!
以前にも、ゲストに来られたレースに出たことありますが、いつもハイテンション!
元気をもらって後半戦へ。
25kmを過ぎて、膝の痛みは小康状態。
ただ、毎回のことながら疲労が…
キロ5:20を保てなくなってきて、でもなんとかサブ4ペースは維持。
頭の中では、
「負けるな!」
「練習を思い出せ!」
「まだ走れるだろ!」
と、一人でアオハル状態(笑)
そして30km手前。
お腹がグルグル…
あーこれダメなやつだ。
でも止まったら、膝が動かなくなるに違いない。
んーでもムリ。
30km過ぎてトイレへ。
5分程のロス。
まだ2時間50分くらい。
十分サブ4は狙える。
が…
やはり膝が激痛で動かん。
マジで痛え。
そうは言っても止まってられないので、脚を引き摺りながら、走ってんのか歩いてんのか分からん状態で前へ。
とにかく前へ。
そうこうしてると、少し筋肉が緩んだのか少し走れる状態に。
脚はね。
そう、実はもうすでに心が折れていました。
膝が痛い。
PBは遠く彼方。
サブ4もこのペースでは絶望的。
頑張る理由が見出せず。
キロ7分くらいにはなりそうですが、走れなくはない。
でも、走っては心がしんどくなり止まってしまう。
そんな感じ。
そこからゴールまでの約10km。
ホントに辛かった。
ランニング辞めようと本気で思った。
そんな事を思いながら、10kmを90分程かけてゴール。
こんなおじさんに駆け寄り、タグを外してくれる若者。
わざわざ完走ドリンクを持ってきてくれる若者。
やっぱり、またフルマラソン頑張ろーって思いました。
タイムは平凡で、反省点がいっぱい、でも完走した充実感はいつもと同じだけ心を包む。
そんな淀川マラソン2022でした。