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【レースレポート】京都マラソン2023 3時間45分切りを目指して。〜今の走力は出し切りました!〜 

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レース振り返り

私、フルマラソンの自己記録が3時間45分台(2022 SAURUSマラソンチャレンジ)。

 

今回は地元京都でのフルマラソン!

初めて出場するんです!

ワクワクです!

 

アップダウンの多いコースで、記録を狙うには不向き。

でも、なんとか3時間45分を切って自己記録を更新したいと思って臨みました。

 

結論から言うと…

 

 PB達成! でも3時間45分はわずかに切れず

 

という結果でした。

 

悔しい気持ちは当然ありますが、自分の力を出し切った感はありますので一応満足しています。

駅伝の碑

 

京都マラソンについて

今回私が参加した京都マラソン

2012年に第一回が開催されて、途中オンライン開催を挟んで12回目の開催になるのかな。

リアルでの開催は3年ぶり。

私も満を持して参加、てなところです。

 

参加者は約16,000名。

ふだんひとりで練習しているので、こういった大会に出ると世の中に自分とおんなじ趣味をもった人たちが、こんなにたくさんいることにすごく感激します。

次へのモチベーションにもなりますね。

 

コースは、西京極運動公園内の『たけびしスタジアム京都』をスタートし、平安神宮までの42.195km。

京都の名所を巡るコースになっています。

西京極運動公園から嵐山、そして仁和寺龍安寺きぬかけの路平野神社わら天神今宮神社を通って、京都府立植物園の中を走り、マイランニングコースでもある賀茂川河川敷を走り抜け、京都御所、京都市役所、京都大学を横目に見ながら平安神宮でフィニッシュ!

 

詳しいコースマップは、公式ホームページでご確認ください!

 

高低差はこんな感じ。

 

前半に大きく上る箇所がいくつかあって、その後もアップダウンが訪れるコース。

難コースといっていいんじゃないでしょうかね。

 

コースのすぐ近くに住んでいますので、どのくらい急な坂かは、よくよく知っておりまして。

なので、お世辞にも記録を狙えるとは言い難いコースです。

「せっかく京都を走るんだから、見て欲しいところをできるだけたくさん巡って!」って思いが溢れ出してるコースとも言えますね。

 

そう言う意味でいうと、のんびり景色や名所を目に焼き付けながら走るのが、京都マラソンの楽しみ方なのかもしれませんね。

仁和寺

 

京都マラソンのレースプラン

さぁレースプランです。

前半抑えて、中盤落ち着き、後半上げるのが理想。

2ヶ月前のSAURUSマラソンチャレンジでも、これでPB出来たんで。

 

なので、こんな感じのペースをイメージしていました。

  • 〜15km:キロ5:25
  • 〜30km:キロ5:15
  • 〜ゴール:キロ5:05

 

これで行くと、ゴールタイムはPBで3時間45分切り!

 

通常フルマラソンを走る場合、走るプランとしては

  • 最初から飛ばして後半粘る
  • 終始イーブンペース
  • 徐々にペースを上げていく

と、大きく分けて3通り。

 

前回のフルマラソンから、徐々にペースを上げて行く形を取っています。

これが自分に非常にあっている感じがあって、まさに「自分のレースはこれだ!」というモノだと思っています。

今回、このレースでうまくいけば疑う余地なし!ってことで。

 

このレースプランを遂行するキモは、

 

 序盤、脚をためる

 

これに尽きます。

 

レース前の練習も、ここを重点的に調整してきたつもりです。

 

特に京都マラソンのコースは、序盤の15kmまでに大きなアップダウンがいくつも待ち構えています

ペースを守る、という意識を強く持ってしまうとかなり脚が削られそうなので、とにかく脚を残す意識を強く強く持って、序盤はひたすら我慢をするつもり。

 

これができれば、このレースは9割方自分の思い通りになるはずなので…

 

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京都マラソン レースはどうだった?

さてさてさーて、当日の様子です。

当日の服装はこんな感じ。

キャップ、Tシャツ、グローブはPUMA。

ハーフタイツとカーフタイツはSKINS。

CW-Xのアームカバーをつけて、インナーにファイントラックのドライレイヤー

ソックスはTABIOのレーシングラン5本指

サングラスにオークリーのレーダーロック(レンズはアンバーカラーで)

 

シューズはPUMAのディビエイトニトロ 2

天気はあいにくの雨…

9時スタートで、7時すぎくらいに会場の西京極運動公園に着きましたが、割と強めの雨が降り続きました。

 

いつもはスタート前にしっかりアップをするのですが、さすがにそんな気にならず。

 

どうせ、スタートして最初はかなり混雑するだろうから、そこをウォーミングアップ代わりにするか、と開き直り。

 

雨のかからないところで集合までの時間をやりすごし、スタート30分前に整列に並ぶ。

スタートをまっている間もカラダが冷えちゃって、小刻みに動きながらなんとか寒さを耐え忍んでいました。

 

スタート〜15km

距離タイム累積時間平均ペース設定ペース
〜5km28:2628:265:415:25
〜10km27:0855:345:265:25
〜15km27:041:22:385:255:25
距離はコース上の距離表示、タイムは手元の測定

 

この区間は、とにかく脚を使わない、坂はお尻を使わないのを超意識。

正直、どちらにしても混雑しているので、自分の思うようなペースで走れないのですが。

 

さすがに京都マラソン。

その混雑具合は過去イチでしたねー。

何キロ走っても、なかなかスペースができない

おまけに水たまりが道路のあちこちにあるので、避けて通るのに気を使う。

おかげで最初の5kmは、まだアップダウンの区間前なのにかなりタイムが遅く…

 

まぁそれだけ脚をためられたと良いふうに考えて。

 

嵐山渡月橋の手前を曲がると、アップダウンを繰り返しながら登る区間が始まります。

 

今回の京都マラソン前の練習で、序盤に脚を残す感覚を練習してきました。

その時に、【お尻の力を抜く】感じで坂を登るのがしっくりきて。

それを思い出しながら、そしてペースを気にしないように時計を見ずに、淡々と登っていきました。

 

日頃から生活している場所だったり、昔ロードバイクで毎週のように走った場所なので、どのくらいのアップダウンがどのくらい続くのか、バッチリわかっててね。

ひとつふたつアップダウンを超えても気を抜かず、とにかく17kmくらい(船岡東通)くらいまでは、脚を使わない使わない…

 

結果としては、上手く切り抜けられたように思います。

少し設定タイムを超えましたが…

 

そう、この序盤が上手くいったことで、このレースの出来が【9割決まった】と言っても過言ではないのである!

今宮神社

 

15km〜30km

距離タイム累積時間平均ペース設定ペース
〜20km26:171:48:545:155:15
〜25km25:472:14:415:095:15
〜30km26:182:40:595:155:15
距離はコース上の距離表示、タイムは手元の測定

 

さあ中盤戦。

意識としては少し脚を使って行こう!的な感じ。

 

コースとしては下り基調なので、ムリにペースを上げなくても、自然に上がっていく区間です。

 

全体的には、割とぼーっとしながら走れた感じ。

ペースが速くなりすぎないようにだけ気をつければ、それほど難しい区間ではないのでね。

京都マラソンで唯一と言っていい平坦区間の『北山通』はこの区間。

 

とはいえ、ここまで走って来ていても、私のペースくらいだと常に周りにたくさんのランナーさんがいる状態。

 

この区間は、賀茂川河川敷に降りるまでは、比較的広い道を走るので、他のランナーさんに気を使う場面は少ないのです。

ただ、この区間の注目ポイントでもある『京都府立植物園』内のコースは、あまり道幅はなくて少し走りにくさを感じました。

 

まぁそれでも、想定していたペースとそれほど変わらず(少し速すぎる時がありましたが…)、順調に賀茂川河川敷に入り、難なく30kmを通過

 

前回のフルマラソンも今回も、後半にペースを上げる想定で走ってると、30kmを過ぎる時の余力が違う

メンタル的にも「まだまだいけるぜ〜」って感じです!

府立植物園 ハナショウブ

 

30km〜ゴール

距離タイム累積時間平均ペース設定ペース
〜35km25:333:06:325:075:05
〜40km27:293:34:015:305:05
finish11:123:45:135:065:05
距離はコース上の距離表示、タイムは手元の測定

 

さあ終盤戦。

賀茂川河川敷を走るわけですが、ここは前回(3年前)の雨の京都マラソンで、たくさんのランナーが悪路に悩まされた区間。

きっと、前回参加されて、「今回も雨か…河川敷嫌だな」と思っていた方もたくさんいらっしゃったと思います。

 

しかーし、我々賀茂川を練習コースにしているランナーは知っていたのです…

 

 コースが舗装されていることを!

 

なので、ぜーんぜん心配してませんでした(笑)

 

30kmを迎えて、ペースアップする余力あり。

勝手知ったるコースということもあり、ガンガンペースを上げました!

惜しむらくは、コースが狭いのでところどころで詰まってしまうことがありました。

 

河川敷を後にし、京都御所の横を走り、京都市役所の前を走って35km地点。

まだ脚は残っている。

 

ただ、この頃から【脚攣り】の兆候が見え隠れしてくる。

水たまりを避けたり、他のランナーさんを避けたりするような、通常のランとは違う動きをすると今にも攣りそう…

 

とにかくまっすぐ走るように気をつけながら、最後の難所、京都大学横の今出川通りの坂へ。

 

私、日頃あまりこの辺りを通ることがなく、

正直この坂、舐めてました…

今思えば、最後のこの坂に向けて、心身共に準備ができてればもう少しいい結果が出たかも…と思わないでもない。

実はこの坂に入り、すぐに脚が攣りました!

腿裏っス。

 

でも、止まってしまうともう走れない気がする。

ペースを落として、脚攣りが治るのを待つ。

すこーしずつ治って来て、坂が終わる頃にはなんとかペースを戻せそうな感じ。

 

よーし下りだ!

ということでペースアップ!

 

と言ってもやはり攣りそう。

キロ5:10前後でなんとかしのぐ。

 

そんなこんなで40km地点。

手元の時計で3時間34分数秒。

 

目標の3時間45分切りまで、後11分弱!

残りの距離は2.195km!

 

このままでは間に合わぬ。

キロ5分を切るペースにしないと。

 

ということで、さらにペースアップ!

下ってきたことで、脚攣りはずいぶん治っていて。

 

正直、この2.195kmは自分でもビックリするくらい走れました!

心拍数は、閾値走のそれを超え、このフルマラソンで一番高い数値を示す。

キツイ!でも、

 

諦めない

日和らない

とにかく前へ

 

ペースを落とすことなく、そのままゴール!

 

すぐに時計を確認。

 

3時間45分13秒…

 

「くそ!」

 

最初に口から出た言葉。

後から考えたら、PBだし、公認コースで初サブ4だし。

 

でもね、やっぱり少し悔しかったですね。

ただ、振り返っても今の走力は出し切れた。

このコース、この気象条件で、これ以上はムリ。

都市型マラソンなので実走行距離キッチリ42.195kmになるわけもなく、ガーミン調べでは330mほど余分に走ってる。

なので、この記録には満足感・充実感はありますね。

京都御所

 

まとめ

そんなこんなで楽しい京都マラソンが終わりました。

いくつか反省点もありますので、次のマラソンに活かしたいと思います。

 

これからも京都マラソンに出続けるか、と言われると「うーん」ですね。

 

ファンランとして走るなら楽しそう!

でも、まだ当分ガチでマラソンに向き合いたいのです。

そうなると、コースの難度や道幅のことを考えると、金額(今回は18,000円)ほどの魅力は…ね。

 

ま、そうは言いつつ地元のマラソンなので、来年もしれっと参加してるかもしれませんがね!