さて、今回は2022年12月25日に、大阪市の長居公園で行われた、【SAURUSマラソンチャレンジ】フルマラソンの部に出場したレポートです。
あ、ちなみに私はサブ4を数度達成したことがあるけど、この2年ほどは必ず途中歩いてしまっている50代市民ランナーです…
結論から言うと、
PB達成!
後半キツかったけど、なんとか粘れた!ってレースでした。
SAURUSマラソンチャレンジについて
今回、私が出場しました『SAURUSマラソンチャレンジ』とは、アスリート向けアミノ酸サプリメントでおなじみのAMINO SAURUSを販売する【SAURUS JAPAN株式会社】が主催するマラソン大会。
いままでは、オンライン形式から始まり、5km〜ハーフマラソンの部が実施されていました。
そして今回、満を持してフルマラソンを開催するにいたったそうです。
東京と大阪で開催をしていたのですが、ここ長居公園で開催するのは今回が初めて。
フルマラソンを実施するのに、いろいろ候補地を厳選していくなかで、ここに決まったようですね。
コースは、上で書いた通り長居公園。
その公園内の長距離走路(ランニングコース)
2021年の大阪国際女子マラソンが、コロナの絡みで急遽コースが変更になって長居公園内の周回コースになりましたが、ほぼそれと同じコース(同マラソンでは、ゴールをスタジアム内のトラックに設定)。
そもそも、長居公園の周回コースは、15周すると42.195kmになるように設計されています(1周2.813km)。
なので、今回のマラソンは周回コースを15周することになります。
給水テーブルは1箇所で、水とAMINO SAURUSのスポドリ。
あとは自分でスペシャルドリンクを置けるテーブルも準備されていました。
高低差は、全くのフラット、というわけでは無いですがさほど気になりません。
自分のGPS調べでは、一番高い箇所と低い箇所の差は20mほど。
まぁ比較的記録は狙いやすいコース、という印象です。
SAURUSマラソンチャレンジに出場したキッカケと狙い
さて、そんなSAURUSマラソンチャレンジなんですが、そもそもなぜこの大会を選んだのか。
結論から言うと、本命マラソンへ向けて30kmを超える距離走をするのに、ちょうどいい大会が近所で開催されたから、というのが理由です。
実は、基本的には私は1年間(1シーズン)に2回しかフルマラソンにはでません。
2022-2023年シーズンは、11月に【あいの土山マラソン】、2月に【京都マラソン】が決まっていましたので、それ以外は考えていませんでした。
でもね、その11月の【あいの土山マラソン】は、フルマラソンをマネジメント出来なくて4時間25分でフィニッシュ。
このマラソンの後、悔しくて、いろいろ考えて、【後半型】、つまり30km以降にペースをしっかり上げられるマラソンを目指してトレーニングをし始めました。
そして、それを2月の京都マラソンで上手くやるのに、できれば40km近い距離走で感覚を掴みたいなーって思ってたんです。
そんな時に見つけたのが【SAURUSマラソンチャレンジ】。
今、ちょうど長居公園から徒歩5分のところに単身赴任しておりまして。
こんな都合のいい大会はない!
ってんで即申し込んだってわけです。
あくまでも今回のマラソンは、練習の一環。
失敗してもいいから、後半に体力が残るような走りをしたい。
そうすれば、課題も自ずと見えてくる。
まぁ、そうは言っても記録を無視はしません。
感覚的には、いくら練習の一環とはいえ、普通に走り切れればPB出ると思ってたのでね。
SAURUSマラソンチャレンジのレースプラン
さぁレースプランです。
前半抑えて、中盤落ち着き、後半上げるのが理想。
なので、こんな感じのペースをイメージしていました。
- 〜15km:キロ5:20〜5:30
- 〜30km:キロ5:10〜5:20
- 〜ゴール:キロ5:00〜5:10
ちなみに、私の日頃のジョグのペースは、キロ5:30前後です。
これで行ければ自己ベスト(3時間52分)はゆうに上回る。
行ければね(笑)
とにかく、【体力の貯金を作る】
これが最大のテーマになるかな。
SAURUSマラソンチャレンジ レースはどうだった?
さて肝心のレースです。
上で書いたように、結果はPBでした。
まぁいいレースだったと思います。
70%くらいの満足度、と言ったところでしょうか。
シューズは、レース用として使ってきたHOKA ONEONE の【リンコン3】
ただ、レースで使うのはこれが最後。
もう何度も使ったからね。
これからは、単身赴任先でのジョグ〜ポイント練習(閾値走等)シューズとして履きまくる予定。
で、結果はこんな感じ。
距離 | タイム | 累積時間 | 平均ペース |
---|---|---|---|
〜5km | 27:36 | 27:36 | 5:31 |
〜10km | 26:47 | 54:23 | 5:21 |
〜15km | 26:14 | 1:20:37 | 5:15 |
〜20km | 25:54 | 1:46:31 | 5:11 |
〜25km | 25:48 | 2:12:19 | 5:10 |
〜30km | 25:36 | 2:37:55 | 5:07 |
〜35km | 26:29 | 3:04:24 | 5:18 |
〜40km | 28:40 | 3:33:04 | 5:44 |
finish | 12:○○ | 3:45:○○ |
こうしてみると、やはり30km以降にカラダが動かなくなってきて、ペースが落ちていった様子が手に取るようにわかりますね。
まあ、ズルズル行かずこのくらいでおさまったおかげで、PBにつながったんでしょうが。
ちょっと悔しいっすね。
展開を思い返していきます。
スタートして、私の目の前に4時間のペーサーに付く集団が出来上がりました。
最初から追い抜くのに体力を使うのも嫌だったので、少し付いていくことに。
キロ5:30くらいで巡航してくれたらいいなー、と思って付いてたんですが、見事に1km目5:40、2km目5:40。
さすがにこれだと遅すぎるので、2kmすぎてから少しペースを上げて追い抜きました。
序盤は風もあまり吹いていませんでしたので、単独走のデメリットもそれほどなかったんでね。
あとはとにかく目標タイムを超えないように、焦らす走り続けました。
ただね、10〜15kmの間が少し速くなってしまってます。
キロ5秒くらいですか。
こういうのがあとあと響いてくるんですよね。
中盤に入り、単独走は続いていきます。
実は、途中で3時間45分のペーサーに追いついたりもしたのですが、いまいちペースが合わなくて、付かずに先に行きました。
ただね、だんだんと風が強くなってきて、正直少し単独走はキツいな、と思い始めてきてまして。
そんな中で順調にペースを刻み、25〜30kmでは少し(キロ3秒程)想定のペースをより早くなりましたが、無事に30kmを通過しました。
この辺りで一段と風は強さを増していて、場所によっては結構走りにくい区間も出てきているのとともに、日陰で風を受けると少し寒く感じるところもありました。
終盤に入り、レースプランではここからもう一段階ペースを上げていくつもりでしたが、疲労やカラダの冷え等で正直走り続けるのがやっと。
32km過ぎまでは、キロ5:10を切るくらいのペースで粘っていたのですが、そこからズルズルと落ちていき、35kmまでキロ5:30くらい、40kmに差し掛かるくらいにはキロ6:00が見えていました。
ただね、そこで下げ止まり。
なんとか最後キロ5:45くらいでまとめて、フィニッシュまで持っていくことができました。
今後の課題
今回のマラソン、30kmまではレースプランとそれほど乖離なく進むられた。
でも、少しペースを上げるタイミングが速かったかな、という気はする。
10〜15kmのペースが少し速い、20〜30kmももう少し抑えめでも良かった。
自分の走力を42.195kmで上手に出すためには、より一層の【ガマン】が必要なんだと身にしみました。
ただ逆に言うと、今回それなりにガマンして体力を温存できたおかげで、最後完全失速してしまう、というところまでは落ちなかった。
やはり、序盤に体力を温存するっていうことは、ホントに大切なんだ。
最近の練習内容等で参考にしている本、『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法』(著 小出義雄)の中で、序盤の1キロと終盤の1キロを、同じ1キロとしてあつかってはいけない、的なことが書いてありました。
その意味を体感できた、よい機会になりました。
次は、もう少しガマンして、より良いレースが出来るようにトレーニングしていきます!