私は、陸上部の経験もないただの市民ランナー。
そんな私ですから、ランニングについてはいろいろ悩み考えるわけです。
このところ気をつけているのは、
【腕振り】
みなさん、悩まれたりしないですか?
タイミングとか位置とか。
私もいろいろ試してきました。
一流ランナーのフォームを参考にしたりして。
トライ&エラーを繰り返しながら、最近はこんな感じかな、というのが固まりつつあります。
私のフォームなどはただの一例に過ぎません。
ただ、もしかしたら誰かのヒントになるかもしれないので、どんなことに気をつけながら【腕振り】しているのか、挙げてみようかと思います。
肘の角度
さて、まずは角度。
要は、肘を伸ばすのか、直角を保つのか、抱え込むように鋭角にするのか。
私の結論は…
鋭角にする
です。
理由は、
- 腕振りに筋力をあまり使いたくない
- 足のピッチに合わせる
てことです。
まず、腕振りに筋力をあまり使いたくない。
単純に、肘を伸ばしたような長いモノを動かすより、肘を曲げたような短いモノを動かす方が楽ってことです。
腕の筋肉でも脚の筋肉でも、使えばカラダのエネルギー(糖分)は使われるわけで。
それならやっぱり、楽な走り方を選ぶ方がいいのかなって思ったんです。
でも実は、二つめの足のピッチに合わせる、って方が理由としては大きくて。
以前から、脚のピッチに腕振りのタイミングがついていかない感覚があって。
ムリに合わせようとすると、結構筋力を使う。
そんな悩みを持った時に、なんの気無しに肘を折り畳んで走ってみたところ、全くムリなく脚と合うようになりました!
それを発見して依頼、肘の角度の考え方はブレがないですね。
ただし、肘を伸ばすのも利点はあるようで、ひとつには腕の位置が低くて大きく振れることで、地面に力が伝わりやすいと聞きます。
体重計に乗って、腕を低く大きく振ると、一瞬体重計の数値が上がるとか、高跳びの選手が飛び上がる時に腕を大きく振るとか、そんなのと同じ作用らしいですが…
ま、私にとっては何よりも、楽にピッチを合わせられることが優先だ、ということです。
腕振りのタイミング
次にタイミング。
腕振りのタイミングは上半身と下半身の連動に一役買うらしい。
上半身と下半身の連動は、正直なところ出来ているのかよく分からない。
だからこそ、腕振りをしっかりタイミング良く行って、連動につながってたらいいな、的な思いです。
気をつけてあるのは、
右腕なら右足、左腕なら左足が地面に着いた時に腕を前に出す
ってこと。
自然に腕が振れるタイミングより、若干早い。
なので、自分から腕を振っています。振られるんじゃなくてね。
自分から腕を振っているので、少なくとも気分的には腕で脚を動かしています。
腕振りは前に振る、後ろに引く?
これもよくある議論。
私の現在の意識は、
前に振る
です。
以前は[後ろに引く意識]で走っていました。
肩甲骨で引くような意識でね。
でも変えました。
それは、上の[タイミング]の意識との兼ね合いです。
引く意識を持つと、足と腕のタイミングが合わなくなるんです。
まぁ、足が着くのと同時に腕を【前】に出すようにタイミングを取っているので、当たり前なのですが。
引く意識とタイミングを合わせようとすると、右足が着いた時に左腕を引く、左足が着いた時に右腕を引く、になる。
私、意外に運動音痴なので、こういうのが上手く出来ない。
なので、タイミングを重視して【前に振る】ことにしています。
ただ、気をつけないといけないことがあって、肩甲骨を使えていないと、腕振りが前で交差するようになってしまう。
そうなると、腕振りは[横振り]になるので、これは避けたい。
なので、「あ、少し横振りになってるかも」と思ったら、肩甲骨を寄せる意識を少し持つようにして修正を図ってます。
まとめ
以前はね、肘の角度も90°くらいで後ろに大きく振るフォームがカッコいいな、と思って目指していたんですが、今では全然違う形。
ホントに腕振りは十人十色。どんな腕振りが自分にしっくりくるのか。
きっと正解はないので、これからもいろいろなランナーを参考に、もっともっと進化していければなーっと思っています。