前々から欲しいと思っていた『トレッドミル』。
とうとう購入いたしました!
まだ数回しか使っていませんが、せっかくなのでレビューしてみようと思います。
目次
トレッドミルを購入した動機
自分の置かれている状況
私は普通の市民ランナー。週に5日仕事をしています。そして通勤時間が長いのでランニングの時間を作るのに四苦八苦。
朝、始発に乗って仕事に向かうので、朝ランは難しい(それでも無理して走っていた時期もありました)。
仕事から帰宅後も、全て自分のために時間を使えるかと言えばそうではないし(多分多くのパパさんママさんはそうでしょう)、そもそも帰宅時間が早くないので、そこから準備して外へ走り行くのは相当モチベーションが高くなければ難しい。
ランニング時間を生み出すために…
と、この状況でランニングする時間を作るならまず考えるのが通勤ラン、帰宅ラン。
私は今でも行っていますし、これからも続けていくつもりです。
私は通勤ラン3Km、帰宅ラン5Km、これを基本に週3日(トータル24Km)。
休みの日は2日で25Km程走るので、一週間で約50Km。
これを4週で約200Km。そう、だいたい1ヶ月このくらい走っています。
通勤・帰宅ランからトレッドミルへ
通勤・帰宅ランにもデメリットはあって、一つは通勤時間がよりかかること。
私の場合、自転車で駅まで向かうのをランニングに替えていますので、時間差はそこまで大きくないのですが、家を出る時間、帰ってくる時間がそれぞれ15分〜30分程変わります。
もう一つは荷物を背負うことでのバランス悪化と重量増です。
お弁当、着替え、ドリンクなどを持つとリュックは20リットルはないと入りません。そうするとそれなりの重量になり、走るバランスに気を使うのと、膝や足首への負担も無視できません。
まぁそうはいってもメリットの方が大きいので続けているのですが…
ただこの通勤・帰宅ランの何回かをトレッドミルに変えれば、カラダへの負担は少なくなる。また家での隙間時間を狙ってランニングできるので、通勤・帰宅で余分に使っていた時間が家で過ごす時間に変わる。ちょっとのことかもしれませんが、積み重なれば大きな時間に変わりますよね。
今回買ったトレッドミル
どれにしようかな… 価格
実際に買うかは置いておいて、トレッドミルってどんなメーカーのどんな機種があるのか良くわからなかったので少し調べてみた。
まずは値段帯。
数万円までの機種
自走式のモデルも多く、いわゆるルームランナー。ウォーキングであればこれで十分。
5万〜10万円までの機種
家庭用ランニングマシンのエントリーモデル。といっても市民ランナーには必要十分である場合が多い。最大速度や運動持続時間、走行面の広さや斜度の変更の可否、静音性などによって価格に違いがあります。
10万円以上の機種
設定されているプログラムの数も多く、走行面も長く広い。ジムに置いてある業務用にかなり近いモデルもラインナップ。
どれにしようかな… メーカー
次にメーカー。
BARWING
5万円前後のモデルをラインナップ。特にBW-SRM16はシリーズ累計10億円の売り上げを誇る売れ筋モデル。
アルインコ
5万円を切るモデルから10万円を超える本格モデルまで幅広くラインナップ。
ティゴラ
スポーツ用品量販店「アルペン」のプライベートブランド。トレーニングモデルからウォーキング用まで各種モデルをラインナップ
DAIKOU
ランニングマシンのラインナップ、種類の多さはピカイチ。ほぼ業務用というモデルからウォーキングマシンまで全てのユーザーをターゲットにしているように見受けられます。
他にも様々なメーカーがありますが、とりあえず私が候補にあげたのはこのあたりからでした。
結局購入したモデルは…
購入するにあたって、私が考えた条件は、
- 速度が16Km/h以上(10Km/hだとキロ6分、12Km/hでもキロ5分にしかならないので)
- 傾斜が変えられる(手動か電動化は不問。少し傾斜をつけたほうが、実走に近いらしいので)
- 足腰にやさしいモデル(脚への負担軽減も購入目的の一つなので)
で、結果購入したのは…
どのメーカーにも条件に合うモデルはありました。最終的にこのモデルになったのは、まずは値段、続いて「売れている」ということ、そして「フルモデルチェンジ」の文言。
私の場合、購入するものを選ぶときに、「売れている」ということをわりと重視します。自分の調べられることや知識には限界があるので、他の方々が選んでいるのであれば大丈夫だろう、みたいな感じです。
また、同じ買うなら新しいもでるがいいなぁということで、モデルチェンジしたこのタイプを選びました。
トレッドミルの設置
設置場所はどこに
自分の住まいは幸運なことに一軒家。1Fにさえ設置できれば騒音等はあまり気にする必要がありません。
玄関横に1つ部屋があり、以前趣味にしていましたロードバイク用に3本ローラー、
を設置していた部屋に置くことに。
フロアマットの購入
設置にあたって、1Fとはいえ振動と床の痛みへの対策は必須。
そこで購入したのがフロアマット。これもたくさんの種類があるのですが、口コミ等で調べた感じでは薄いタイプを買ってしまうと結局2枚重ねて使う、みたいなことになりそうなので、しっかりと厚みがあって、振動吸収性に優れている商品を選びました。
それがこれ。
永く使うつもりですので後悔のないものを選んだつもりです。
商品の到着
トレッドミル・フロアマット共に注文した2日後には商品が揃いました。トレッドミルは大型の荷物になるのでどれくらいかとビビっていましたが、たしかにデカイ…
比較のために空気入れを並べてみましたが、自分の身長ほどある大きさで、なにより重い。仕事の都合で数日玄関に放置しておかないといけなかったのですが、邪魔で邪魔で…。
購入するときは設置日も考えて買わないといけませんね。
設置作業
さあ満を持して設置!
なのですが、1人で作業。これをどう運ぼうか。
玄関のすぐ横に設置場所の部屋があるのですが、箱が大きすぎて玄関を曲がれません。
他の方の設置の状況を調べてみると、箱から出して運んだ!みたいなものを見たので、とりあえず開けてみました。
で…。いややっぱり通らないし。
いろいろ試した見た挙句、すこしリスクはありますが、箱を横に向ければ玄関を曲がれそうなので、慎重に横に向け、ゆっくり引きづりながらなんとか隣の部屋へ移動完了。
あとはフロアマットを敷いて、
トレッドミルを置いてネジを数本締めれば完成!
最初まごまごしてしまいましたが、移動してからはものの10分程度で完了。
まあでも、重量から考えて2人以上で作業するほうがいいですよね。
実際に走ってみました!
基本的な使い方
使う前に潤滑油を塗布したほうがいいらしい。で、付属の潤滑油を使おうと思ったのですが、どうにもこうにも中蓋が剥がれない。
仕方がないので家にあるKURE556で代用。問題ないみたいなので。
塗布の方法は、走行面をめくってシュッシュとする、それだけ。使用時間7時間に1回くらいの頻度のようなので、使用状況をみながらルーティンにしていこう。
使い方はいたって簡単。コンセント繋いで電源入れて、スタート押してスピード上げたらあとは走るだけ。
ストップ押したらゆっくりスピードダウンですので、安全に終了できます。
走ってみた雑感
トレッドミルでのランニングについては、巷では使う筋肉が違うんで…とか実走よりラクだし…みたいなことを目にすることがあります。
実際に走ってみると、まあ確かに全く同じではないわな、という感じです。でもけっして楽ではないですけどね…。
トレッドミルだけでマラソンを速く走れるようになろうとすると工夫は必要かと思いますが、私は今の所実走もしますので問題ないですけど。
私はマラソンのトレーニングとしてクロストレーニング(専門以外のスポーツを取り入れたトレーニング)も有効だと思っているので、トレッドミルでのランニングはロードバイクに乗ったりするのと同じよう、いやランニング動作なのでそれ以上に効果のあるトレーニングだと思います。
トレーニングには3原理と5原則、というのがあって、その1つ「全面性の原則」(全身の筋肉をバランスよくトレーニングしなければならない)からすると異なる筋肉を使うことはとても有意義なトレーニングになります。
あと、足腰への負担は少なくなっていそうです。走行面がいい感じでたわむので、アスファルトなんかとは明らかに着地衝撃が違うので、私のように脚が故障がちだけどたくさん走りたい、という方にはうってつけだと思います。
一方で着地衝撃の少なさや、走行面が動くことで「反発を受ける」「蹴る」という筋力の強化には効果が薄くなるかもしれません。
まあ私は「反発を受ける」というのはもともとうまくできない、感じられない凡ランナーですし、「蹴る」という動作はしない走りを目指しているので問題ないですけど。
それと、意外な効果もあって、実は私まっすぐ走るのを少し苦手にしています。多分左右のバランスが悪いのと体幹が弱いのでしょう。右往左往するわけではないですが、ふらふらしている自覚があります。
トレッドミルだと左右の幅が有限なので、体の中心に緊張感を持って、あまりふらつかないように気をつけて走っています。いい体幹トレーニングになりそうですよ。
使わなさそうな機能
私が購入したモデルには、スマホ等の音楽をAUX入力やUSB接続で内蔵スピーカーから再生できる機能があります。
しかしながら、ランニングだと多少なりとも騒音が発生し、スピーカーからの音だと騒音と混じってしまって耳に入ってこないんですよね。
私は屋外でのランニング時にはイヤホンを使用して音楽を聞いていますので、トレッドミルでも同じくイヤホンで聴こうと思います。
また、別の機能として、グリップを握ると自動で心拍数を計測して画面に表示をしてくれます。
しかしながら、ランニングの記録をGPSウォッチで録り溜めていて、トレッドミルでも腕振りから記録が取れているようです。つまりグリップを握ってしまうとキチンと測れなくなるんです…。
そもそもグリップ握りながら走れないし。
私は、心拍数等の記録はこれからもGPSウォッチで録っていこうと思います
最後に
なんだかんだと書きましたが、総じて思うのは、
私にとってトレッドミルでのトレーニングはとても有意義である。そう、買って良かった〜ということです!
私がランニングを続ける限り、末長くお世話になりたいと思います!