私いわゆる市民ランナー。
年齢はアラフィフ。
自分の「走りたい欲」のまま、たくさんランニングしていると故障の連続です。
実際私も、鵞足炎から始まり、腸脛靭帯炎、足底筋膜炎、後脛骨筋腱炎、腓骨筋腱炎、膝蓋靭帯炎などなど数え上げればキリがないくらい故障を経験してきました。
その度にいろいろなケアを調べて実践して、少しずつ故障の頻度も減ってきました。
そんな中で昨今トップアスリートから市民ランナーまで、実績している方が多いフォームローラーを使った筋膜リリースについて、マラソン好きの市民ランナーである私なりの雑感をまとめてみたいと思います。
目次
筋膜リリースとは
「筋膜リリース」について、最近は色々な媒体で紹介されることも多くなっていますのでご存知の方もたくさんいらっしゃると思います。
ただ自分が若い頃には聞いたことがない言葉なので、中には「?」な方もいらっしゃると思いますので私のわかる範囲で説明を。
私等のカラダには筋肉と皮膚との間に【筋膜】と言うタンパク質のうす〜い膜が存在していて、それがボディスーツのように顔から足先まで全身を覆っています。
この膜が、筋肉を酷使すると一部が萎縮したり膜同士が癒着して、「しこり(トリガーポイント)」が発生します。
筋膜は全てが繋がった状態で全身を覆っていますから、一部の状態が悪くなると、さまざまな箇所に痛みが出たり柔軟性が損なわれたりします。
これらの萎縮や癒着を解消して、筋膜本来の滑らかで伸縮性のある機能を取り戻しましょう、と言うのが【筋膜リリース】です。
フォームグリッドローラーとは
セルフケアトップブランドのトリガーポイント。
そのトリガーポイントの製品の中で一番ポピュラーなのが【グリッドフォームローラー】です。
高さ33cm・直径14cm・重さ604gのいわゆる「筒」です。
表面が固くもなく柔らかくもない樹脂でできており、縦横に入った溝によりできる突起が効果を高める役割をしているらしい。
グリッドフォームローラーの使い方
基本的な使い方は、筋膜をリリースしたい箇所をグリッドフォームローラーの上に乗せて、しっかり重みをかけながら4〜6回ゴロゴロする。
実際にはカラダのさまざまな箇所で使いやすい姿勢がありますので、ホームページや紹介動画を参考にしよう!
運動時の使用シーン
さあ、効果は理解した。やり方もわかった。
じゃあいつ使う?
学術的にまだまだ議論がなされているようですが、まずオススメなのがウォーミングアップ時です!
私も、ランニング前に下半身中心に10分ほどかけてリリースしています。
筋膜リリースで筋肉の柔軟性を高めてから、ドリルやトレーニングを始めることで、ケガの予防とパフォーマンスの向上がにつながります。
また、クールダウン時にも効果があるとされ、血流を促すことで疲労回復の促進につながるそうです。
私はランニング後には、ストレッチでケアするのが基本なのですが、張りのある箇所によってはグリッドフォームローラーも併用しています。
さまざまなアイテム
トリガーポイントには、筋膜リリースをセルフケアとして行えるさまざまなアイテムが用意されています。
まずは私も愛用しているグリッドフォームローラー
基本的にはこれ一つあれば、全身くまなくリリースできます。
次はグリッドフォームローラーSTK
真ん中のローラーが回転することで、リリースを促します。
持ち運びにも便利で、立ったままでも使用可能です。
あとは、ナノフットローラー
ランナーの悩みの種の一つである「足底筋膜」の緊張をほぐすアイテム。
前腕や手首にも使えます。
最後に、マッサージボール
深い部分の筋膜・筋肉にピンポイントで強い刺激を与えることができます。
グリッドフォームローラーと合わせて使えば、効果満点です!
トリガーポイントのホームページには、この他にもいろいろな種類のアイテムが紹介されています。
より効果的なウォーミングアップがしたい、また故障がちなカラダをなんとかしたい、という方は是非とも使ってみてください!