PR

【レビュー】NIKE ズームペガサス39 デイリートレーナーとして秀逸! ジョグからロングランまで幅広く使えます! 〜ペガサス37との比較も〜

スポンサーリンク
プーマオンラインストア
ズームペガサス39
レビュー雑感・商品紹介

私、サブ4を達成したことがあるだけの、しがない市民ランナーです。

そんな私も、ランニングシューズの情報には目がなくて、時間があればいろんなブランドのホームページを見に行きますし、同じランナーのレビュー記事にも目を通します。

 

そんな私が、そして他のたくさんのランナーが注目するNIKEの定番ランニングシューズ【ズームペガサス】

今まで履いたことがある方もたくさんいるでしょうし、また今購入しようか検討している方もいらっしゃるでしょう。

 

そんな【ズームペガサス】。その39代目を購入・使用し始めましたので感想なんかを書いてみようと思います。

 

もしも、「ズームペガサス39、買おうかどうしようか迷ってるんだよなー」という方がいらっしゃいましたら、少しでも参考にしていただければ幸いです。

 

まず、結論から言うと【ズームペガサス39】は私にとって

 

キロ5分~6分のジョグ・トレーニングに最適のデイリートレーナーだ!

 

という感想です。

 

なぜズームペガサス39を購入したのか

さあ、今回購入したズームペガサス39ですが、そもそもどういう狙いで買ったのか。

 

期待した用途としては、

 

日頃のジョグ(10kmまで)メインで、ちょっとしたポイント練習(閾値走など)にも使えそうなシューズ

 

なんです。

 

私、現在大阪で単身赴任中。京都に本宅があり週末はそこに帰る生活をしております。

その単身赴任中の大阪で、趣味のランニングを楽しむのに使うシューズを探していました。

今までは、使い古しのNIKE ズームフライ3を使っていましてね。

 

 

 

それがそろそろ1000kmを迎えるのでその代わりを、というわけです。

ズームフライも新作がいくつも出ておりますが、さすがに用途的にもったいないので、いわゆる〈デイリートレーナー〉と呼ばれる普段の練習履きに使いやすいモデルから選ぼうかと。

 

そこで検討したのがズームペガサス39

以前にズームペガサス37を持っていて、その使い勝手がとても良かったんです。

やわらなかミッドソールで衝撃をしっかり吸収しつつ、厚めのズームエアでしっかり反発を生み出して日頃のジョグからロング走も問題なく使えて、スピード走もある程度のペースなら力を入れて駆けた分ズームエアが反発してくれるので、とても重宝しました。

 

 

そんなこともあり、【ズームペガサス】にはとてもいい印象があったので、今回は迷いなく新作のズームペガサス39を購入することにしました。

 

ズームペガサス39の特徴

さて、ズームペガサス39の特徴です。

あ、ちなみに私が購入したのは、ズームペガサス39の中でもプレミアムカラーです。

 

まず重さ(27.5cm)。

この通り273g

 

軽量化された!と巷ではよく宣伝されてましたが、そうかな?という数値。

カラーによって重さがちがうのかな?

でも、もった感じは数値よりも軽く感じますね。

 

次にソール

アウトソールは縦方向にグリップ感があります、それなりですがね。NIKEのシューズにはあまりグリップを期待していないのですが、うれしい誤算ですね。

 

ミッドソールはリアクトフォーム。最近ではもうおなじみの素材。

あの、ちょっとヘタってくると『むぎゅむぎゅ』音のするやつ。

おなじみの素材だけあって、感触も問題なし。

軽くて衝撃をしっかりしてくれる素材で、厚底!っていうほどではないので走行安定性も問題なし

 

それと、ズームエア。リアクトフォームとアッパーの間に配置されているようですが、これが反発を生んでいます

今回のズームペガサス39では、37・38と前足部のみであったズームエアですが、かかと部分にも配置。

この反発が、かかとから前足部への体重移動をスムーズにさせる働きがあるそうです。

 

アッパーはエンジニアードメッシュ。少し硬い感じのする素材ですね。

この硬さは好みが分かれそう。

フィット感というよりホールド感重視、といったところでしょうか。

ちなみに、37・38はメッシュを重ねた素材。

エンジニアードメッシュとは、一枚の生地を場所によって編み方を変えて生成するもの。

編み方の違いが生地の伸び方の違いになるので、場所によって変えることでフィット感を上げる狙い、のはず。

 

足入れ口は、かかと部分やシュータンが少し肉厚ですね。

 

全体的には、尖ったところはほとんど無くて、万人受けしそうなモデルですかね。

重さもそれなりにありますがそこまで重くなく、ミッドソールも厚みはそこそこ。

厚すぎない分、走行安定性確保も狙いのひとつだろうし。

ミッドソールの沈み込みはあまり感じない。少し硬めかな。

 

アウトソールが全面をしっかり覆っているので、ソールの耐久性もあるでしょう。

クッション材も反発材もバランス良く配置されているので、どのスピード帯でも『全然ダメ』ってことは無さそうですね。

 

スポンサーリンク

 

使ってみた感想

そんなズームペガサス39

実際に履いて走ったらどんな感じなのか。

ちなみに、私は自称フォアフット寄りのミッドフット着地です。

 

使いやすいペース

まず、最初に書きましたが私の走力で気持ちよく使えるペースは、キロ5:00〜6:00くらいかな、って感じです。

これより遅いと、ズームエアがただ硬いだけの素材に感じてしまう。

反発が起きるほど押さないペース、なんだろうね。

また、これより速いと反発が頭打ちしている気がする。

押した分ほど、反発が返ってこない感じ。

まぁそれほど重さを感じるシューズじゃないので、走力のある方はもっと速いペースでも余裕で使えちゃうんだろうけど…

 

ズームペガサス37の方が、反発力が強かった気がしますね。

ズームエアの量が違うのかな?

 

このペース帯だと、私の場合ジョグ〜ロングジョグの範囲。

そう、ちょうどジョグ用としては最適なシューズなんですねー

 

クッション性

次にクッション。

たぶん、ズームペガサス37よりミッドソールの厚みがあるんだと思う。

今回のズームペガサス39は、ズームエアに着地の衝撃が届く前に、わずかにミッドソールで吸収されてる感じがする。

そして、接地感もズームペガサス39の方がわずかに感じにくい。

そう、足に優しくなったんだね

 

履き心地

続いて履き心地。

以前と比べて、少し幅が広くなったのかな?

窮屈な感じがほとんどない

私の場合は、サイズまでは変える必要ありませんでしたが、もしも37から39へ変える方で、37が窮屈なために大きめのサイズにしている場合は、試履きすることをオススメします。

 

あとね、足入れ口が肉厚になってるおかげで、足入れしやすくソフトにフィットする感じ。

ズームペガサス37は、かかとのフィット感が皆無。

ここを重視する方にはオススメできなかったんですが、今回のズームペガサス39は大丈夫!

しっかりフィットしますよー

 

走りやすさ

さて、〈走り〉についてもう少し深めに雑感。

上で反発のことについて書きましたが、そしたらズームペガサス37の方がいいシューズ?

なんて見方もできそうでが、これがまた違ってね。

 

反発は確かにそこまでじゃない気がするので、ペースとしてはキロ5:00まで。

でもね、なんというか

 

走りやすい

 

コレの肝になっているのが、【かかとのズームエア】【アウトソール増えた溝】です。

 

これね、ズームペガサス37ってかかとにズームエアかないから、かなり柔らかい。

ヒールストライクで走ると相当沈むと思う。

この素材感の違いがあって、私の場合はより爪先寄りに着地してしまってたんです。

そのせいで、まれに中足骨に負担がかかって痛みがでることも。

 

今回のズームペガサス39の場合は、かかとにズームエアが入っていて沈み込まない。

むしろ足離れか良くなったので、37と比べると指一本分くらいかな、かかと寄りに着地しても反発もあるし接地時間も短く足が離れる。

そして、その位置だとふくらはぎの負担も少し減るんです。

 

そして、この位置の着地を可能にするのが、アウトソールに増えた溝。

こちらがズームペガサス37
こちらがズームペガサス39

明らかに屈曲しやすくなって、またちょうど着地するくらいのところに溝ができたもんだから、無理なくそこで踏める。

 

この、いい感じの着地箇所を見つけてからは、とてもジョグが快適!

 

まとめ

私はフォアフットよりのミッドフット着地ですが、当然ヒールストライクの方にもオススメ!

ズームエアがかかとに入ったお陰で、ちょっとした反発が、前足部への体重移動を手助けしてくれます!

ただし、ズームエアの入っていない、あの沈み込む柔らかい感じが好みの方にはオススメできませんが…

 

NIKEのランニングシューズとして長い長い歴史を待ち、今も進化し続ける【ズームペガサス】。

履いたことのある方も、そうでない方も、この39代目モデル、カラーによっては値段も下がってきてるので、試してみてはいかがかな