私、「効率的」という言葉が大好きです。
そう、裏を返せばめんどくさがりなんですね。
仕事していても、極力手数を減らしたいと思って業務改善に励みますし、そもそも「仕事に行く」って効率的ではない気がするので、テレワーク推進派です。
あ、職場的にテレワークNGですが(笑)。
たにしんです!(twitter @tanishinrun)
今回(10/10)のメニューは【30km走】。
じつは完走できなかったんですが、そもそもこのメニューに疑問が湧いてきました。
2ヶ月後にフルマラソンなんですが、このまま30km走をやらずに臨もうかなー、って考えています。
とはいえ、練習前に考えていた設定とか狙いとかはまとめておきます。
30km走の設定
今回の30km走は、まだレース2ヶ月前ということもありましてそれほど速いペースでは走りません。
ジョグの延長線上くらいで、まあキロ5:30くらいでいけばいいかなー。
気負わずに楽に走る、みたいな設定で。
30km走の狙い
フルマラソンのトレーニングとして、レースの一ヶ月前や3週間前に実施するのが定番とされているメニュー。
効果として言われているのが、
- 脚づくり(筋持久力の向上)
- 最大酸素摂取量(VO2MAX)の向上
- 脂肪をエネルギーに変える体質改善
- メンタル面の強化
- 距離への抵抗力向上
みたいな感じですかね。
フルマラソンのタイム向上を目指している場合、そりゃ毎日のように40km、50kmと走れれば強くなるのかもしれませんが、疲労・故障予防・時間的制約などによって現実的ではありません。
そこで、30kmという距離であればなんとか時間もつくれるだろうし、頻度や強度、ケアをしっかり管理すれば故障のリスクも低減できるということもあって、ある一定レベル以上のランナーさんはみんな取り組んでいる…ように紹介されています。
実際にどれくらいの方々が取り組んでいるかは、基本ボッチランナーの私には知るよしもありませんが。
今回の30km走の様子と感じたこと
さて、今回の30km走。
昼間は気温が高くなりそうだったので、朝ランとして実施。
長い練習になるので、出発する前に入念に筋膜リリースをしてカラダをほぐしておきました。
シューズはデイリートレーナーのクリフトン7
で、スタートするわけですが今回はジョグの延長のような感じで走ります。
調子は、最初のうちはいつも通りの感覚。気温が少し高かった(25℃くらい)ので快適に、というわけにはいきませんでしたが。
この秋は20kmのロングジョグを積極的に取り入れているので、30kmとはいえそれほど気負わず走れていたのですが、15km過ぎくらいから少しカラダがきつくなり始めました。
で、20km手前でカラダが動かなくなってきて、その前までキロ5:20くらいで巡航していたのが6:00に近づいてきました。
感覚としては【エネルギー切れ】
朝走る前に、ゼリー飲料を摂っていましたのでなんで?という感じですが、まあ事実動かなくなってきていたので、20kmで一旦ストップ。
持っていきていたゼリー飲料で糖質を摂り、3分ほど休憩したかな?ほどなくして再開。
ペースをよりスローにして(キロ6:00)とりあえずあと10km…と思いましたが、2kmほど走ってまた動かなくなってきたのでストップしました。
まあ根性出せば走れる状況でしたが、あまり時間に余裕もありませんでしたし次の日以降も練習する予定を立てていたので、無理する必要もないのでね。
で、終わってから冷静になって振り返ると、この時期にアラフィフの凡ランナーが30km走をやる意味ってあるのかい?と疑問が湧いてきました。
定番メニューだし、以前のフルマラソン前にも走っていいるのでさしたる疑問も抱かずに実施しました。
で、なにが疑問かって「ちょっと負荷強すぎない? その負荷に見合うほどの効果あるの?」ということ。
まあ気温がそこそこ高いことも影響しているのですが、今回30km達成したとして、多分次の日は練習できないよね。
疲労で。
今回、ストップしたおかげで次の日も練習します、それもポイント練習。
何度かフルマラソンを走って、完走後は本当に疲労困憊だし、数日は走れないし、数週間はポイント練習しないし…という状態になるのを経験しています。
でもここまで出しきるのはレースだから。
練習でそこまで(とはいいませんが)追い込む必要なくね?みたいな。
あ、これって私がアラフィフだから、という話です。
例えば今回止まってしまった状態から根性で10km走ったとして、継続した練習、故障等に対してやっぱり私にとってはリスクが高すぎると思う。
日頃のポイント練習で手を抜いてるわけではないので、追い込む「程度」の問題ですよね。
20km走って、そこでエネルギーが切れてさらに追い込む、という「程度」。
その日の午後の疲労感からすると、今回はここがギリギリの「程度」でしたね。
で、もしも30km完走したとして、そこで得られる「効果」。
なんとなく効率がいいとは言えない気がして。
他のメニューでも、この30km走での「効果」って得られそうな気がするんですよね。
日頃の他のメニューでも、狙い・効果として上に挙げたものはカバーしているように思う。
これだけの時間を練習に充てるのが簡単ではないので、費用対効果からすると採用しにくいメニューになりますね。
そんなこんなの理由により、次のフルマラソンは30km走を実施せずに臨む…かも。
こころの片隅に、今回完走できなかった言い訳の可能性も感じていますので、やっぱりやるかもです(笑)。