私、ランニング時には音楽聞く派。
始めた頃は、有線のイヤホンをスマホに繋いで、コードをぶらぶらさせながら走っていました。
ランニングに夢中になるにつれ、イヤホンも走りやすいモノを選ぶようになり、いつしか完全ワイヤレスを使うように。
そのあたりの遍歴はこちら
で、今回新たにShokz(旧AfterShokz)の【OpenMove】を使い始めました!
ランニング専用で使っていますので、その視点で感想をまとめてみたいと思います。
先に結論から言うと、OpenMoveは…
運動中に使うのに必要充分!普通にいいモノだ!
なぜOpenMoveを選んだのか
OpenMoveとは
【OpenMove】を作っているShokzとは、骨伝導イヤホンで超有名なアメリカの企業。
2011年に創業なので、まだ若い会社ってことになるのかな。
でも、2020年には骨伝導型ヘッドホン(マイク付き)ジャンルで日本国内シェア80%以上だったらしい。
もっと知りたい方は、ホームページでチェックしてみてください!
で、【OpenMove】ですが、現在(2022年1月)のラインナップではエントリーモデルとされています。
他のモデルは
ハイエンドモデルの【OpenRun Pro】定価¥23,880
上位モデルの【Aeropex】定価¥19,998
があります。
あ、それらのモデルは使ったことがありませんのであしからず…
で、【OpenMove】ですが外観はこんな感じ
重量は29g、バッテリー駆動時間は6時間、防水等規格はIP55。
んで定価は¥9,999。
もっと詳しく調べたい方はこちら
選んだ基準
そもそもワイヤレスイヤホンは持っていて、平素はJabraのElite 75tを使っています。
(このモデルも大満足で使っております!)
このElite 75t、ランニングにも使えるのですが、極力耳を塞げたくないのとカナル型で着地振動が響くので出来れば違うものを使いたい。
で、実はOpenMoveを購入する前にambieのAM-TW01という発売間もない、耳を塞がないモデルを購入したのですが、ランニングで使うのは難しいようで断念。
でも、その時に耳を塞がないことの快適さ(安全性)と、
俺、ランニング中は音質は気にならん!
ということが発見できました。
ということで、今回購入の基準は…
- 耳を塞がない
- 音質はそこそこで良い
- ランニングで使える実績がある
- 値段はそこそこで(普段用は持っているので)
となりました。
耳を塞がないってことでまず頭に浮かぶのが「骨伝導」。
前から少し興味あったしね。
で「骨伝導」といえばShokz。
「骨伝導」イヤホンでオススメ、って検索したら大概これに落ち着くしね。
ただ、そこで迷ったのがモデルをどうするか。
具体的にはOpenMoveにするかAeropexにするか。
いろんなサイトで評判を見ましたが、総じて書いているのが…
- くらべるとAeropexの方がいい(音質・着け心地等)
- OpenMoveも特に不満がない
ということ。
で、結果OpenMoveを購入するわけですが、決め手になったのが…
俺、ランニング中は音質は気にならん!
てことでした。
これを加味すると「着け心地がいい」、に1万の差額を払うかってハナシに…
値段がそこそこのものを狙っていた私ですので、OpenMove一択となったわけです。
使って見た感想
で、実際使って見た感想ですがやはり…
特に不満なし。
音質について
思っていたより良かったですよ。
さすがに低音は効かないですけどね。
一応プリセットのイコライザがあって、3モードから選択できます。
「標準モード」「ボーカルモード」「イヤープラグモード」
ま、《ランニング中に音楽を聴く》という用途でしか使いませんので、「標準モード」しか使いません。
他のモードはラジオ等の人の声重視だったり、付属の耳栓で周囲の音を消して使うモードだったりするので。
着け心地
まあこれのモデルしか知らないのですが、特に問題ないですね。
ランニングで使っていても外れるような心配はありません。
存在を忘れるような着け心地、とまではいきませんがね。
最初着けてみたときは、意外に締め付けがゆるくてこんなんで落ちないの、と心配になりましたが取り越し苦労でした。
この絶妙な「ゆるさ」が、着けていても痛くなったりしない研究結果なんでしょうね。
あ、あとメガネ等と同時使用も問題ないですよ。
私はランニング中常にサングラスをするのですが、干渉は感じません。
OpenMoveの屈曲部分は浮いていますので、サングラス等のつるとは干渉しない作りになっています
操作感について
ボタンは物理ボタン。
やっぱりランニングする時は物理ボタンにかぎりますね!
動きながら操作するので、指先で押す場所を探ったりすることなく使いたいですもんね。
ボタンの種類は左に「マルチファンクションボタン」1つ。
右に音量ボタンが2つ。
実際にランニング中に使うのは音量の上げ下げ、再生/停止、曲のスキップ、電話にでる、くらいのもの。
音量の上げ下げは音量ボタン、それ以外はマルチファンクションボタンの押す回数で操作できるので、何の問題もなし。
ランニング中に操作しにくいこともない。
充電はUSB-C。
最近はこの端子のものが増えているので、充電コードの使い回しが効くので便利。
本体側の充電端子部分もカバーで隠れるので良い。
むき出しになっていると、結構不具合が起きるようなことも聞くのでね。
充電2時間で満充電。6時間再生できるらしい。
ランニングだと十分です!数回に一度の充電でオッケー。
マルチペアリング(2台)にも対応。
私は、日頃のランニングはスマホを、トレッドミルの場合は使用していない古いスマホで音楽を聴いています。
ちょうど2台でしか使いません。切り替え等も特に必要なく両方で使えるので(同時に2つからの音声はでません)ストレスフリーです。
あえて言うなら
さあ、そんなOpenMoveですがあえてここは…という点を挙げるとすると、
1.ネックウォーマーと干渉する
このモデル、両耳を後頭部を通してバンドでつないでいます。
コードであれば多少なにかが当たっていても支障はありませんが、このバンドの場合なにかが当たればイヤホンそのものが動きます。
普段使っている状況では、首にも後頭部にも当たりませんので何も心配いらないのですが、唯一冬場のランニングの際にネックウォーマーには当たります。
といっても、個人的には「だから何?」っていう程度の干渉。
少し上を向いた時にわずかに動くくらいで、使用上の不都合はありません。
神経質な方は気になるかもです。
2.電源は手動で切らないと入ったまま
電源のON/OFFは音量ボタンの長押しで行うのですが、ランニング後にOFFせずに放置しているとずーっと電源は入ったままです!
ま、さほど充電が減っている様子がないので実害はないかも、ですが。
なんとなく気持ち悪いので、キチンと使用後はOFFするようにしています。
そう言うもんだと慣れれば、特に手間とも感じませんが。
まとめ
Openmoveは1万円を切るモデルなので、BESTギア!ということではないのかもしれません。
ただ、使用シーンや懐事情、細かい所へのこだわりの有無によって「ベストな選択」になりうる一品かと思います。
少なくとも私にとっては、
これで充分!
と言えるモデルです。