PR

ホカオネオネ クリフトン7 レビュー 〜厚底の「デイリートレーナー」として、用途にぴったりはまる一足〜

スポンサーリンク
クリフトン7
レビュー雑感・商品紹介

ランニングを趣味とし始めてそれなりの念月が経ち、一丁前に「履き分け」なんかを意識するようになりました。

 

その中で今回、ジョグ用改め「デイリートレーナー」としてシューズを新調しました!

 

それが…

 

ホカオネオネ クリフトン7

クリフトン7
RED PACK!

 

何度か履いてみて特徴がつかめて来ましたので、ここいらでレビューを書いてみようと思います。

 

結論から言うと、

クリフトン7は【デイリートレーナー(≒ジョグ用)としてオススメ】です!

 

ちなみに私は、陸上競技未経験、ただの、まさにただの市民ランナーです…。

クリフトン7がオススメな理由(私がデイリートレーナーに求めるもの)

汎用性

デイリートレーナーというと、ほとんどはジョグで使用することになるかと思います。

ただ、一口にジョグといってもその目的は様々で、ポイント練習後の疲労抜きや繋ぎジョグ、都合でポイント練習ができないときなんかは速めのペースでジョグをしたりします。

また、ジョグだけでなく距離走なんかにも使うケースもあるでしょう。

 

そうなると、様々なペースに対応するシューズである方が使い勝手が良くなります。

様々なペースに対応する、というのは私的にはキロ5:00を切るくらいから6:30くらいですかね。機能的には、

  • 重すぎず軽すぎず(250g~270g程度)
  • 反発性が強すぎない(足を脚力で運んで走りたい)
  • ソールが硬すぎない(プレートなし)

といったところでしょうか。

ようは「尖った」特徴が無いほうがありがたい。オールマイティってやつ。

足の保護

次は足に対して「攻撃性」の少ないのがいいですね。

まずソールについては反発性・推進性よりクッション性を重視したい。足の保護のため。

あと、柔らかい(屈曲性のある)方がいいですね。今はプレート入りでもデイリーに使えるモデルもありますが、どうしてもソールが硬くなりますので足への負担があります。

 

あと、アッパーについても薄くて硬い素材よりは、厚めでも伸縮する素材がいいですね。

柔らかく足を包んでくれるような履き心地を求めたい。

ポイント練習に向けて足を整えたり、ポイント練習の翌日に疲労を抜いたりするのに、足にかかるストレスを軽減したい!というところです。

なぜクリフトン7に決めたのか

デイリートレーナーグループ

つい先日まで、いわゆるジョグ用として「ズームフライ 3」と「ズームペガサス37」(いずれもNIKE)を使っていました。

しかしながら、ズームフライ 3は使用距離1,100kmを超えて「引退」、ズームペガサス37はトレッドミル用に使い道を変えました。

 

ということでジョグの時に履くシューズがなくなったので、いろいろ探してみました。

 

ただ、「ジョグ用」って考えると新しいシューズを買うのがもったいなく感じてしまうんですよね。

実際、上記のズームフライ3はポイント練習用のおさがりなんで。

でも、「デイリートレーナー」って考えたらどうだろう。

私だけかもしれませんが、その価値がグッと上がる気がします。

ということで、今後ジョグを中心に使うシューズを「デイリートレーナー」と呼ぶことにしようと。

 

そこで、それに求める機能その他を考えると上記に挙げたようなものになるので、そこからいくつか候補をあげてみた。

今回購入したクリフトン7以外にも、

NIKE ズームペガサス

ASICS グライドライド

BROOKS ハイペリオン テンポ

等々。どれもデイリートレーナーとしてしっかり使えそうだ。

最終的な決め手は…

結果、クリフトン7を購入するのですが、何が決め手だったのか。

NIKE ズームペガサスについては持っているので良いシューズだというのはわかっているのですが、せっかくなので違うシューズを買いたい、ということで却下。

あとは履いて考えよう、ということで実際に ASICS グライドライド とクリフトン7を履き比べてみました。( BROOKS ハイペリオン テンポ は無かったので却下)

 

両方とも履き心地も良くて、程よいフィット感がある。厚底感もあって走りやすそうだ。

でも若干、グライドライドの方が重く感じる。

 

実際走った時に重さを感じるかは別の話なのですが、お店で走ってみるわけにもいかないので、甲乙つけがたかったのですがクリフトン7に決めました!

色も好みだったしね。

クリフトン7を履いてみた感想

履いてみて良かったところ

履き口は厚みのある素材で、アキレス腱の部分が持ちやすくなっているので足入れもスムーズ。アッパーが柔らかなメッシュ素材(オープンエンジニアードサンドイッチメッシュ素材と言うらしい)で足を包み込むようないい感じのフィット感です。

クリフトン7

ホカオネオネはミッドソールについて、「マシュマロクッション」と呼ばれるくらい厚くやわらかなクッション性が特徴で、前足部からかかとまでしっかりとクッションが効いています。特にかかとに感じるそれは歩行時にも体感できるくらいの履き心地を感じます。

屈曲性も問題なく、しっかりとした接地感を得られる柔らかさで、かつ接地面が広めなので足ブレもなく安心・安定して走り続けられそうです。

 

重量感も問題なく、実際の重さも260g(27cm)でジョグ等のスピードで走っている中では重さを感じることはありません。

クリフトン7

反発性はあまり感じないです。ただその分、しっかり自分の脚で走っている感覚が得られて、ペースコントロールもしやすいです。

日頃のジョグを中心としたランニングでは、脚のトレーニングという意味でもキチンと脚力を使いたい、と思っていたのでちょうどいい感触です。

 

このあたりは、同じカテゴリーのズームペガサスとは一線を画す感じですね。

ズームペガサスだと前足部の《ズームX》がいい感じで反発をしますので、フォアフットーミッドフットあたりで走ると「パン、パン」と足が跳ねていくような独特の感触があります。

その分厚底感は少なめで、前足部は薄底に近い感じがします。

レースシューズで反発をしっかり使うためのトレーニングとしては、こちらの方が向いているんではないでしょうか。

左ズームペガサス37 右クリフトン7

履いてみてどうかな思うところ

もう少しここが、と思うところも無くはない。私にとっては大きな問題ではないのですが人によっては気になるとこかな、という点があるのでそれを挙げてみました。

まずは、若干甲の部分が低い

私は幅広甲高ではありますが極端ではないのでそれほど気になりませんが、人によってはWIDEモデルの方がいいかも。

シュータン部分がガセット仕様(本体とつながっている)になっていて、それがズレを予防しているようなのですが、伸縮性がほんのちょっとだけ足りない。

その分、甲高が極端な場合は窮屈に感じるかもしれません。

 

あと、足首周りが少しルーズ

試し履きした時に、WIDEモデルでもいいかな?と思ったのですがそうしなかったのはこれが理由。

もともと、ヒールストライクでないのでかかとのフィット感にはこだわらないのですが、もう少し足首まわりはフィットしてしてもいいのかな。 WIDEモデルだとその傾向が少し大きかったのでノーマルモデルにしました。

クリフトン7

 

次にアウトソールのグリップ

もともとアウトソールは一部のみのラバー使用になっているので、グリップ感はあまりありません。

これはNIKEなんかもアウトソールにグリップ感があまりないので共通する考え方なのかな?

個人的にも、フォアフットだとグリップ感が強すぎると走りにくいのでこれはこれで平素は問題なし、むしろ走りやすいのですが、問題は濡れた路面を走る時。

そういった路面での登りはちょっと厳しい。ある意味トレーニングにはなりますがレースでは絶対×。

クリフトン7

 

とまあ、良い面・どうかなと思う面を書いてみました。

シューズ選びは個人の趣向で大きく左右されるので、あくまでも一つの参考意見としてみていただければ幸いです。

 

ホカオネオネについては実は2足目。以前は「リンコン」を履いていて、感触が良かった(初めてのフルマラソンはこのリンコン)ので集中して履きすぎて、1年くらいで1000kmほど使い引退させました。

なのでホカオネオネのシューズには好印象をもっており、このクリフトン7も自分にはバッチリあっているみたい。

履きつぶれるまで使い倒してやろうと思っています!