今回(3/26)はなにわ淀川マラソン2023!
2021年に出場していますので、2回目です。
今回のマラソン、目標は3時間40分。
今回のなにわ淀川マラソンの一ヶ月と少し前、京都マラソン2023に出場。
そこで自己ベストを更新!
それが3時間45分16秒。
ただね、その京都マラソン、3時間45分切りを狙って走ったんです。
そうわずかに達成できず。
おかげで少し消化不良。
そこで急遽このなにわ淀川マラソンにエントリーしたってわけです!
私としては、今までで一番短い準備期間となりましたが、この一ヶ月頑張って調整してきました。
で、結論からいうと…
PB達成! でも3時間40分切りとはいかず
という結果でした。
前回の京都マラソン同様悔しい気持ちは当然ありますが、これ以上出しきれないくらい全力で走った感はありますので、一応満足しています。
今回の服装・装備
シューズはPUMA ディヴィエイトニトロ2
レビューはこちら
ウェアはPUMAのTシャツにSKINSのハーフタイツとカーフタイツ、それにCWXのアームカバー。ソックスはワークマンの5本指!
そして雨予報でしたので100均のレインジャケットを持参。
結果的に、このレインジャケットが大きな役割を担うのですが…
なにわ淀川マラソンのレースプラン
目標は3時間40分。
レースプランは前半抑えて、中盤落ち着き、後半上げるのが理想。
このところ、結果が伴っている【ビルドアップ】でレースを進めます!
毎回、終盤ペースを上げきれていませんがね…
で、今回はこんな感じのペースをイメージしていました。
- 〜15km:キロ5:20
- 〜30km:キロ5:10
- 〜ゴール:キロ5:00
これで行くと、ゴールタイムはPBで3時間40分切り!
とにもかくにも、前半脚がためられるか、がポイント。
今回は淀川河川敷がコースですので、アップダウンはほとんどありません。
ペースを保つには好条件!
ただし問題がないわけではなく。
途中に芝生の上を通ったり、砂利道を通ったりする区間があるんです。
リズムが崩れたり、脚に負荷がかかったりするので要注意ポイントですね。
なにわ淀川マラソン レースはどうだった?
さて、当日の様子。
天気予報は朝から夕方までずっと雨。
まぁ仕方ないんですが。
じつは、一ヶ月前に走った京都マラソンも雨。
その時は気温がわりと高めで、ゴミ袋を切っただけの雨ガッパを数キロだけ着て、あとは濡れながら走りました。
さほど強い雨ではなかったのでね。
でも実は、その時に感じたことがありまして。
それは、スタート前にあまりカラダを濡らしたくないな、ってこと。
ゴミ袋を切っただけのものだと、腕や頭等々けっこう濡れるんですよね。
マラソンってスタート前に待たされることが多いので、そこでカラダが冷えちゃうんですが、雨に濡れてると余計に冷える。
だもんで京都マラソンが終わって、「次雨のマラソンに当たってしまったら、フード付きで長袖の雨がっぱを100均でいいから買おう!」って決めてたんです。
で、今回はしっかりそれを着てスタートラインに立ちました。
そう、余計に濡れる、っていうことなくね。
スタートは、申告タイム順に3つのグループに分かれてスタート。
私は2番目。
いつの大会もそうですが、あまり前には並びません。
っていうか、けっこうのんびりしちゃうので、いつも後ろになってしまうだけなんですが。
今回は、これがひとつめの小さな失敗。
そしてスタート直前、尿意が…
う〜んさっきしたばっかりなんだけどな。
どうしようかな…
って悩んでいるうちにスタート。
これがふたつめの小さな失敗。
マラソンの時は、ウォーミングアップをする派なのですが、会場に入るのが遅くなったことと雨だったことで、ほとんでできず。
仕方ないので、最初の1kmくらいは様子見のつもりで走ります。
スタートから15kmまで
で、予報通りの雨模様。
けっこうしっかり降っています。
あちらこちらに水たまり。
走り出してすぐに大きな水たまり。
みんな避けながら走ります。
う〜ん走りにくいな。
そうこうしているちに渋滞ストップ!
なんだ、と思ったら水たまりが道を塞いでた!
グループの前の方だったら、渋滞には捕まらなかったな…
10〜15秒ほどロスしたかな、とりあえず再スタート。
最初の15kmのペースはキロ5:20が目標。
脚をためる時間帯です。
何も考えず、淡々とペースを刻むだけ…
のつもりが、水たまりやら濡れて重くなった不整地やら砂利道やらで、嫌でも頭を使わされる。
特に砂利道では、水たまりが邪魔して走れるラインが1本しかなくて、うまく前のランナーを抜けないんですよね。
砂利道がそれほど長くないから、大きな影響が出たわけではないですが。
結果、この15kmは
距離 | タイム | ペース | 平均心拍数 |
---|---|---|---|
〜5km | 27:53 | 5:35 | 142 |
〜10km | 26:27 | 5:17 | 152 |
〜15km | 27:53 | 5:34 | 151 |
小計 | 1:22:13 |
最初の5kmはうまくリズムも作れず、渋滞ストップもあったので仕方なし。
ではなぜ、10〜15kmが遅くなったのか。
結局ここでトイレットタイム(1:15程)でした。
ゴールまでもつかな、どうかな、と思いながら走っていたのですが、10km過ぎてどうにも難しくなってしまいまして。
まぁこれで憂いなく最後まで走れると思えば、仕方ないということで。
15kmから30kmまで
さあ憂いもなくなり、15kmからはペースアップ!
キロ5:10で淡々と進みます。
京都マラソンの時は、このタイミングで5:15で設定して、その通り走っていました。
たったキロ5秒の違いですが、今回はなかなかの負荷を感じます。
まぁこれもチャレンジですね。
相変わらずの雨や路面の悪さに四苦八苦しながら、それでも気温が低かったこともあって設定通りのペースで走り続けられました。
そう、雨も降り続いて気温も低かったんです。
ということで、100均で買った雨がっぱは着たままなんです。
雨が小降りになったら脱ごう、と思ってたんですがね。
この状態で脱ぐと、一気にカラダが冷えてしまいそうで脱げませんでした。
で結局、着たままゴールすることになるんです。
脱げれば良かったんですが、結果的には着ていたおかげで変にカラダが冷えることなく走り続けられたんだと思っています。
で、実はこの区間で【風】が出てきました。
今回のレースは、スタートからほとんど風の影響を受けることはありませんでした。
ですが、ここへきて風が邪魔をする。
北からの風だったんですが、25〜28kmくらいが逆風が強くてね。
かなり無理してペースを保った感じ。
そう、脚を使ったな、っていう感じです。
感覚的には、このまま30kmまではペースを維持できるけど、そこからペースアップしたとしてもゴールまではそのペースは維持できないな、って。
で、この区間の結果はこんな感じ
距離 | タイム | ペース | 平均心拍数 |
---|---|---|---|
〜20km | 25:50 | 5:10 | 155 |
〜25km | 25:51 | 5:10 | 157 |
〜30km | 26:10 | 5:14 | 159 |
小計 | 1:17:51 |
30kmからゴールまで
さて終盤戦。
30km時点から徐々にペースを上げます。
設定はキロ5:00
でもね、すでに心肺は目一杯。
それもそのはず。
後からデータを見返すと、閾値走を超える心拍数。
まぁでもね、それこそ閾値走を続けてきて、このしんどい状態から随分と粘れるようになってまして。
このキツさをキープしたまま必死に走ります。
流石に、いつも通り35km付近から失速気味。
もう余裕もなくて、ペースや心拍数を確認することもできず。
ただひたすら前に進むだけ。
もうね、エネルギー切れです。
レースの途中までは、水たまりも避けて走っていたのですが、この頃になるともうそんな余裕もなくて。
障害レースの水濠のような水たまりに、ジャブジャブと入りながら真っ直ぐ進む状態…。
前回の京都マラソンでは、エネルギーよりも先に脚が終わってしまって失速。
でも今回は、脚は残っていたのですが、先にエネルギー切れ。
結局最後まで脚は攣らなかったですからね。
たぶんひどい表情をしながらですが、必死に走って、最後100mくらいはスパートをかけてゴール!
ほんとに時計をみていなかったので、自分がどのくらいでゴール出来そうなのか分からずの状態。
で、落ち着いて時計をみたら
PB達成!
3時間40分は切れなかったけどね。
距離 | タイム | ペース | 平均心拍数 |
---|---|---|---|
〜35km | 25:36 | 5:07 | 163 |
〜40km | 26:56 | 5:23 | 159 |
ゴール | 12:07 | 5:23 | 160 |
合計 | 3:44:43 |
まとめ
このレースを振り返って、一番の収穫は心肺的に苦しくなってから、その状態をキープしながら最後まで止まらず走れたこと。
途中、「流石にこのキツさのままでは、最後まで行けないだろう。どこかで心肺を落ち着かせないといけない場面がくるな」って思ってたんですがね。
これで3レース連続のPB。
とはいっても30秒ずつくらい。
ということは、どのレースも自分の実力は出せたんじゃないかな、って思ってます。
今シーズンのレースは終了。
これからまた鍛え直して、来シーズンはサブ3.5を本気で狙える位置にいれるようにがんばります!